山梨百名山 黒川鶏冠山 (とさか山) 平成16年10月6日(水) 晴れ

<所在地> 山梨県塩山市上荻原 案内図
<標 高>  1.716 メートル
<駐 車> 柳沢峠市営無料駐車場     
<コ−ス> 柳沢峠登山口−六本木峠−横手峠−黒川山−鶏冠山−←戻る
<出発時> 登山口.午前9時08分。
<歩 程>  5時間半位(昼食.休憩込み)

自宅を6時30分に出発、青梅街道(411号)を青梅から丹波を過ぎて柳沢峠に付いたのは9時だった。抜けるような青空で眺望を期待出来そうだが柳沢峠の休憩所からは雲が掛かっていて富士山は見えていなかった。登山口は売店の斜め前の道路端にあった。

登山開始  午前9時08分
柳沢峠の売店の裏手に、公衆トイレ付の市営無料駐車場がある。道路に出で突き当たりに登山口がある。最初は笹がうるさいが少し行くと整備された登山道に成った。アップダウンの緩やかなブナの道を六本木峠まで歩くと、寺尾峠からの道と合わさる。小休止して真っ直ぐに行くと途中で泉水谷林道に出た、標識には鶏冠山へは2.1qとある、林道を横切りしばらく行くと、落合集落からの登山道と合流する横手峠にでた。ここを真っ直ぐに行き右手に大菩薩嶺が木々の間から見えてきた頃、落合から登ってきたという熟年の登山者3名が休んでいた。「お先に..」と挨拶してしばらく行くと、見晴台と鶏冠山を示す道標があったので見晴台へ急いだ。10分程で着いた見晴台は岩の集合した場所で、南に大菩薩嶺が大きく、右側の富士山は雲間に見え隠れしていた。南アルプス、三窪高原の電波塔奥秩父連山等が素晴らしい眺めであった。展望台から戻り左に数分歩くと黒川山頂上で、右に下り道識を左に行くと鶏冠山との鞍部に出る。しばらく行くと急な岩場を先ほど挨拶した方々が下りてきた。捲き道もあるというので左折して進む、唐松の根がうるさく左側は急斜面だ、慎重に進んだのだが木の根に滑って転んでしまった。ひやりとしたが幸い怪我もなくすんだ。

  見晴台からの大菩薩嶺11時10分

黒川山の展望台より奥秩父連山 

鶏冠山頂上 午前11時40分

三窪高原.柳沢の頭より  午後4時過ぎ 拡大  
鶏冠山頂上  午前11時40分 気温16度
岩場の頂上は狭く、鶏冠神社の社が中央に祀られていて南面はスッパリと切り落ちた断崖である。ここからの眺望は西側は木にさえぎられて無理だが、大菩薩嶺が南に三角垂の山容を見せ、東には雲取山の横に東京のビル群が見えていた。社の裏側に腰を下ろしてカップラーメンで昼食。結局富士山は雲が掛かりく見えなかったので三窪高原での眺望に期待して下山する事にした。下山路は捲き道でなく急な岩場を下りたが難なく危険も無かった。

三窪高原へ  午後2時45分出発−4時着
足の疲労感があるが富士山見たさに三窪高原へ登ることにし、駐車場横の入り口の階段を登り始めた。急登続きに息を整えながらやっと柳沢の頭を過ぎ展望台に4時に着く。そこは素晴らしい山容の富士山を提供してくれた。東方にはさっき登った鶏冠山、西側にはアルプスも見えていた。もっと眺望を楽しみたいが日没が近いので下山する事にした。下山途中で40歳前後の軽装のカップルが登ってきたのでビックリ、帰りは暗くなってしまうのでは・・・。

帰路  三窪高原、午後4時20分下山開始
柳沢峠の駐車場に着いたのは午後5時、何とか明るいうちに峠を下りられると思いながら車を走らせ、「のめこい湯」に立ち寄り夕食も一緒にと思ったが食堂は終わっていた。仕方なく温泉だけ入り、帰りは飯能で食事をして家に帰ったのは9時であった。

  

 案内図
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