日本100名山
関東100名山
男 体 山 平成16年7月7日(水) 曇り−晴れ

<所在地>  栃木県日光市. 案内図
<標 高>  2.486 メートル
<駐 車>  志津越え.登山口無料駐車場     
<コ−ス> 駐車場−登山口−志津小屋−雉の頭−九合目−頂上−二荒山神社奥院
<出発時>  駐車場.午前7時30分。
<歩 程>  往復6時間位+休憩1時間30分

日光のシンボルで日本百名山、以前に事情があって断念した事のある男体山である。自宅を4時に出てマイカーで高速を使わず大間々−足尾−いろは坂−120号で光徳入り口までが3時間であった、事前にネットで調査したのでカーナビに出ない林道でも自信があったが、光徳牧場の方面に進んでしまい、途中で太郎山が右に見えたので間違いに気づいて引き返し、途中の栃木ナンバーの人に道を尋ねたら、現地まで案内してくれたので助かった。志津からの登山路は男体山の北側斜面を登るコースだが、標高1785メートルからの登山なのでその差約700メートルだから、最短コースだと云うのでこのコースを選んで登る事にした。
登山道脇の駐車場  午前7時30分発
志津の駐車場は5−6台の先着車で埋まっていた。登山道は左側だが、この奥にも駐車スペースが有ると聞いていたので躊躇無く入ることにした。百メートルほど行くと右側に登山口があり左側に三台程のスペースの駐車場が有った。天候は薄日が注しているがここからの男体山方面は上部に雲が掛かり見えない状態であった。遠望は無理だろうが、せっかく来たのだから運動になれば良いと思って登ることにした。笹のうるさい登山道を5分程歩くと標高1785メートル地点の無料で宿泊可能な「志津小屋」に出た、小屋の傍らには二荒山神社志津宮が祀られ、その案内版があった。
登山道
登山路は湿って滑りやすい、木の根を頼りにしながら針葉樹林の中を進むが1合目から9合目まで案内板が有るので理解しやすい。やがて右側が崩落して土留め工事のしてある箇所を通過すると再び樹林帯に入る。駐車場では少し肌寒い感じだったが歩いている内に汗が出てきた、ホウジロ、ウグイス、カッコウ等の大合唱に後押しされながらひたすら登る。何カ所かロープが有って安全に登れるように工夫されていた。しばらく眺望の無い樹林帯の中を行くと、急に明るくなり左側(東方)が崩落した場所に出た。急斜面で落ちたらひとたまりもないのでロープを伝って登って行く。霧は相変わらず濃いが、霧が薄れると、この向こうに男体山の斜面が見え隠れしていた

東側の崩落箇所  午前9時30分

八合目付近  午前10時30分

霧の晴れ間
崩落現場を無事に通過すると、滑りやすいガレ場と成るが道端に咲く高山植物が目を楽しませてくれる。霧の晴れ間に後ろを振り返ると太郎山、その左に大真名子山がうっすらと見えていた。このあたりの道の両端にはシャクナゲが群生していて丁度見頃であった八合目からは左前方に平坦な頂上と社が見え右側が断崖に成っている様子が見えてきて男体山の頂上が近いことがわかる。20分程歩くと九合目に着いた、この辺りは花も沢山咲いていたが、少し歩いた左側(北面)に一部崩落現場が有ってロープが張られていた。
頂上  午前11時40分
頂上には鳥居があり、一等三角点がある。刃長5メートルの大太刀は岩の上から天に向けられていた。頂上からの眺望は360度さえぎる物は何もなく絶景だと聞いていたので、取り合えず一番奥の太郎神社まで足を伸ばしてから頂上の奥社まで戻り、ここで昼食を摂りながら、晴れ間の出るのを期待して時間を稼いだ。南側の足下に中禅寺湖が見える筈だが沸き上がってくる雲で一部分しか見えなかった。それでも頂上には6人ほどの登山者があり、湖側からさらに5人ほど登ってきた。霧はサッパリ消える様子が無いので午後1時30分下山する事にした。下山途中で3人の登山者に逢ったが時間は大丈夫なのだろうか..私が駐車場に着いたのは午後4時であった。
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