八ヶ岳.天狗岳

平成21年8月18日  晴
2日目

<所在地> 長野県茅野市八ヶ岳  
<標 高> 2646メートル
<交 通> マイカー利用 桜平無料駐車場
<コ−ス> 根石山荘(泊)−根石岳−天狗岳−根石山荘−箕冠山−オーレン小屋−夏沢鉱泉−桜平駐車場
<出発時> 山荘を午前6時40分出発−桜平駐車場12時着。
<歩 程> 全5時間(休憩含む)。



根石岳頂上 5:00
御来光 5:07
今日の予定は根石岳の御来光と天狗岳の登頂である。
同部屋の泊まり客全員がもう一度逢いたくなるような良い人達で、寝心地が良かったので予定通りに目が覚めた。千葉のご主人と4時50分小屋を出発、雲海の無いのが物足りなかったが山頂からの御来光は無事に撮影できた。陽が昇ってからは西天狗と東天狗が大きく見え、その鞍部には蓼科山が顔を出していた。少し目を東北に向けると浅間山が墨絵のように見えている南側を見ると硫黄岳の爆裂跡が見え、その右には横岳、赤岳、その奥には南アルプスの山が見え、眼下には根石山荘が見えていた。西側には中央アルプス、御嶽山、その右には北アルプスが墨絵のように見えてきた。
天狗岳へ 7:34
私は一人で先に小屋に戻り、6時からの朝食を済ませて、小屋の主人のご好意で荷物を預かっていただき、千葉のご夫婦より一足先に6時40分頃天狗だけに向かって出発した。御来光の根石岳を通過して一端下り、本沢温泉から来た登山道と合わさる鞍部から天狗岳に至る登りが始まる

東天狗岳頂上 7:33
小砂利の混じった登山道が石ころだらけの道にかわり、やがて岩に掴まりながら登るようになった頃、頂上から降りてくる人が見えてきた。
鉄製の橋が架けられ、その先は鎖場の様だ。
空は何処までも青く雲は少ない絶好の空模様なのだがガスっていて東側の遠望はぼやけていた。 
やがて大きな岩の間を通って鉄橋を過ぎ頂上が見えた頃、鎖が掛けてあったが危険ではないので安心した。頂上はあまり広くないが周囲に何もないので360度の見晴らしである。特に南側の景色が気に入った。これは中央アルプスかなあ...たっぷりと景色を楽しんで、昨日の足の疲れが残っている感じがするので、小屋の主人との約束が9時に戻る事だったので東天狗だけにして西天狗は行かずに下山することにした。途中で昨晩根石小屋で一緒だった千葉のご夫婦とすれ違い、「縁があったらまた逢いましょう」と、挨拶して別れた。根石岳の頂上で休んでいると中年の女性が声を掛けてくれたので撮影をお願いしてパチリ
小屋に戻り5度と云われる冷たくて美味しい水を水筒に入れ、コマクサをパチリ、8時50分箕冠山に向かって出発した。

オーレン小屋横の道標 
オーレン小屋  10:10
箕冠山までは登坂で、夏沢峠からの道と合わさる三叉路からは直進するが、ここから駐車場までは下りである。樹林帯の中で何も見えないが、それでも木々の間から左側に硫黄岳が時々見え隠れしている。気温は23度、湿度が無いのでさっぱりとした空気が感じよい。7−8人の登山者に行き会った。この時間からの登山者は何処へ行き何処で一泊するのだろう。そんなことを考えながらひたすら下り1時間20分。オーレン小屋の横に出た。そこには登山者のために用意されたテーブルと椅子があり、冷たくて美味しい水の涌きだしている水場が有ったので補給してまた歩き出した。
駐車場の桜平まではまだかなりある、途中では花の写真を撮りながら足にダメージをこれ以上掛けないようにゆっくり歩く様にした

幸いのことに直射日光の当たる場所は少ないので発汗は無い。
夏沢鉱泉の前を通り、何台かの送迎車とすれちがったころ駐車場が見えてきた。私の車は一番奥なのでゲートから5分くらい登ったところにあるので思わずうんざり、そう言えばこの辺から急に暑さを感じて汗がどっと出てきた。靴を脱ぐ前傾姿勢が辛い。
戻る  この山で見た花たち 鑑定無料・研磨・白鞘 しのぎ刀剣美術館