日本100名山 上州. 武尊山 平成16年7月21日(水) 晴−曇り−雨

<所在地>  群馬県.水上町 案内図
<標 高>  2.158 メートル
<駐 車>  武尊神社奥、林道.無料駐車場     
<コ−ス> 登山口−上の原コース合流点−手小屋沢避難小屋−梯子場−岩場−雨が止みそうもないので引き返す。
<出発時>  駐車場.午前6時10分。
<歩 程>  往復6時間位(休憩2時間含)

前日の天気予報は晴時々曇り、埼玉県の自宅を安心して出発したのは4時である。関越を花園から乗って水上で降り、藤原湖畔の武尊トンネル手前を宝台樹スキー場方面へ右折して、武尊神社方面へ舗装された林道を走り、神社前の駐車場を過ぎると舗装が途切れてタートな林道となるが、終点まで行くと数台駐車可能な空き地がある。到着は6時で沼津ナンバーの車が1台あった。
出発  午前6時15分発
駐車場からしばらく行くと登山道は左右に別れていて、右は剣が峰、左が手小屋沢避難小屋を経由して武尊山方面に行く登山道である。登山道の両端は草刈りがしてあり額紫陽花も咲いていて心地よかった。ここから武尊山まで3.7キロメートルらしい。

登山道から剣が峰  空模様が怪しくなって来た

手小屋沢避難小屋入口、雨が.. 午前7時48分

梯子場、雨で滑りやすく、泥だらけだ。 午前9時

鎖を伝う雨が危険を知らせてくれた、断念して引返す

午後1時、駐車場着

鎖場で雨は本降りになり気温は12度、寒い...
事前調査では、まだ2−3カ所鎖場がある筈なので事故を起こしたら大変..天気の良い日にまた来ればいい、と、自分に言い聞かせて引き返すことにする。
雨でグシャグシャの登山道は滑りやすく危険で、それに虫が多くて数カ所刺されながらの下山となった。途中で雨宿りしながら昼食を摂っている川越から来たと云う中年のカップルがいた。その人は今日が二度目の登山だが、前回は雷が凄くて断念、今回もここで諦めて下山するという。美味しいコーヒーを入れてくれたので遠慮なくごちそうになる。楽しい二人の時間を邪魔しても悪いので一足先に失礼することにしたが結局下山路の途中で追い抜かれてしまった。何という健脚なのだろう、それとも私が遅いのか...その節は御馳走様でした。何とか駐車場に午後一時に到着、早速コンビニ弁当を食べて一休みしていると雨がやんだ。

武尊神社  午後2時

裏見の滝  午後2時7分
武尊神社.裏見の滝  午後2時
武尊神社は平安時代から続いた由緒ある神社で赤い鳥居が鮮やかだった。
神社の横の2台ほどの駐車スペースに車を停めると反対側に滝へ通ずる階段があった。コンクリート製だから歩きやすかったが急なので雨に濡れた階段は滑りやすい。数十メートルほど下ると、雨で水量の増した裏見の滝は男性的な姿を見せてくれていた。しかし残念ながら崩落が激しく期待していた滝の裏側へは通行禁止の立て札が有って入れなかった。雨で武尊山へは登れず、崩落で滝の裏側見物も出来なかった..裏見ならぬ恨みの滝になってしまったが、今度は天気の良い日に牧場側から再チャレンジしようと思いながら水上温泉街へ向かった。
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