山梨100名山 国師岳.北奥千丈岳 平成16年8月20日(金) 晴れ

<所在地> 山梨県.牧丘町 案内図
<標 高>  2.592 メートル
<駐 車> 大弛峠無料駐車場     
<コ−ス> 登山口−大弛小屋−前国師岳−分岐−国師岳−北奥千丈岳−前国師岳−夢の庭園−登山口。
<出発時> 駐車場.午前9時5分。
<歩 程>  往復5時間位(昼食.休憩込み)

国師岳は以前に金峰山へ登ったときに「大弛峠から直ぐなんだ..」、と、思って、山名と共に興味を持った山である。それに直ぐそばに奥秩父最高峰の北奥千丈岳があるので尚更である。夏休み最終日、天候も最高なので決行した。朝5時に埼玉を出て青梅街道から柳沢峠を経て塩山市に入り牧丘町へ入った、途中カーナビが遠回りを示すので秩父往還道の警察署で道順を聞いたがどうも変なので畑仕事の農家の人に訪ねて焼山林道へ入った。しばらく走ると途中で工事していて「9時過ぎると通行止めです」、と、云われた。ここまで来て引き返すのは残念なので大弛峠には9時迄に着かなければとプレッシャーがかかる。それでも途中で以前に登った事のある金峰山の五丈岩が見えたのでパチリ...何とか9時前に工事区間を通りすぎて峠に到着できた。

登山開始  午前9時5分
大弛峠は百名山の金峰山と国師岳の登山口を持つので人気が高く、駐車場は満車状態であった。以前に来たときより綺麗に成っていたような気がする。有料トイレに入ってから身支度をして登山開始、数分で大弛小屋に着いてしまう、登山道は小屋の右横から樹林帯へ入るが直ぐに小綺麗な階段になり登りやすい。「夢の庭園」の入り口を右に見ながら登ると、右に北奥千丈岳が見えてその右横に富士山が顔を出し始めた。日当たりの良い割に涼しい風のせいか気温は16.9度、暑い毎日の埼玉からすればまさに天国である。登山道が階段から巨石交じりの道に変わった頃前国師岳のピークに出た。休んでいると、八ヶ岳の麓に住むと云う男性が見えている山〃の名を教えてくれた。前国師岳の頂上は大石の集まった所で、北奥千丈岳の頂上から人が手を振っているのが見えたので応答して手を振った。帰路に撮った写真だが甲武信岳と木賊山も見えていた。充分眺望を楽しみしばらく行くと国師岳と奥千丈岳の分岐(みつなぎだいら)に出たので迷わず左へ進むと、国師岳の頂上は直ぐであり左右に長く裾野を引く富士山が感動的に目に入った。

登山口の案内板

真新しい階段の登山道。

前国師岳. 午前9時58分

国師ヶ岳頂上  午前10時40分  

国師ヶ岳−北奥千丈岳へ
国師ヶ岳頂上は分岐点から10分であった、展望は南側が抜群で、富士山、南アルプス、と素晴らしいの一言につきる。シャッターを切っていると前国師岳で山名解説をしてくれた人が来て「北奥千丈で手を振ったのは私です」、と、話し始めた。私はこれから目の前の北奥千丈岳へ行く予定なのでその男性に頂上の様子を聞きながら一緒に昼食を摂ることにした。その男性と別れた後も眺望に見とれ11時半頃出発したが、北奥千丈岳の頂上は直ぐだった。眺望は金峰山方面が抜群だがで富士山は見えない。更に奥へ進んだが見えないので大きな岩の上に立ってやっと見る事が出来た。しばらく休んでいよいよ下山である。帰路は「夢の庭園」を経て大弛峠の駐車場へ戻るのだが、途中でミズガキ山方面が見えるところにベンチがあったので一休み、その間にも6−7人の登山者が登って行った。駐車場には2時着、4時までは山梨側へは通行止めである旨の看板がある。しまった..と思ったが後の祭り、仕方なく長野県側の川上村に超ダートな道を下ることになった。

北奥千丈岳頂上  午前11時53分

夢の庭園  午後1時45分
帰路
始めての道は遠く感じる、しかし、大弛峠を信州側に下りるとミズカキ山の麓を通り、信濃川源流点に出る事を知った。川上村に入り丁路地を右に行けば秋山から中津川渓谷を経て大滝村へ出られたが、カーナビを信じてぶどう峠を経て北相木村へ入り299で上野村から志賀坂峠を経て小鹿野町に出る事にした。どちらのコースが早いのか解らないが、志賀坂峠からの二子山は凄みがあったのでパチリ、小鹿野町では歌舞伎の宿があり天然温泉だという看板を信じて風呂に入ってきた。
       年度別へ戻る
        地区別へ戻る

案内図

  刀剣売買、鑑定 しのぎ刀剣美術館