修験の霊山 | 榛名.相 馬 山 | 平成16年9月1日(水) 晴れ.曇り |
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<所在地> | 群馬県.箕郷町 案内図 | |
<標 高> | 1.411 メートル | |
<駐 車> | 松の沢峠無料駐車場 | |
<コ−ス> | 松之沢峠登山口−磨墨峠−ヤセオネ峠分岐(鳥居)−相馬山頂上−スルス岩−往路を戻る。 | |
<出発時> | 登山口.午前7時10分。 | |
<歩 程> | 往復4時間位(昼食.休憩込み)。 | |
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遠くから見ると榛名連山の中でも尖って見える相馬山は、若い頃から榛名町にあると思っていたら箕郷町であることが今回の事前調査で解った。自宅を5時に出発し254号線で高崎に出て途中のコンビニで昼食を確保、箕郷町から松之沢峠を経て榛名湖畔の駐車場まではカーナビの案内で迷わず7時に到着出来た。20台位OKの広い駐車場には既に2台ほど停めてあった、駐車場の反対側には湿原が広がり、「ゆうすげの道」、と入り口の看板があり数名の見物客が歩いていた。この駐車場からは榛名山が大きく、東方にはこれから登る相馬山が見えていた。登山口は車道を5分程引き返した左側にあり、立派な木の階段が設置されていた。既に先に女性の登山者が登り始めていた。 |
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登山開始 午前7時10分 丸太の階段を登ると明るく開けた所にベンチがあり 西側に天目山、その右に掃部ヶ岳、榛名湖と榛名富士が見えてきた。ここから左に曲がる登山路の前方にはこれから登る相馬山が見えてくる。スルス岩の下を通り抜けて磨墨峠(スルス峠)の東屋に着き一休み、ここから南側の展望は良いとされているが雲が掛かっていて見えなかった。 熊出現 小休止してしばらく行き石階段を過ぎた辺りで前を行く女性が血相を変えて私の所へあわてて引き返してきた。女性は「熊が出た−っ」、と私に訴えた、同時に「ウーッ」、と、地響きの様な唸り声が私の耳にも入ってきた。私が登山ナイフを手にしばらく身構えていると野ウサギが飛び出していった。熊が捕獲しようと思っていた獲物だったのだろうか。私には熊の姿を確認できなかったが、この先お互いに何となく不安なのでその女性と二人で頂上を目差すことにした。階段を登りしばらく行くと、バス通りからの登山道と合わさるヤセオネ分岐に着き、赤い鳥居が立っていた。 |
登山口の案内板と階段 午前7時10分 |
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登山路からみる相馬山 |
スルス峠から見たスルス岩 |
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磨墨峠の東屋 午前7時33分 |
ヤセオネ峠分岐の鳥居 午前8時 |
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梯子.20メートル位 |
相馬山頂上 午前8時50分 | |
頂上 午前8時50分 赤い鳥居をくぐると、直に天然石の階段状の急登となり鎖場と20メートルほどの梯子が掛かっていた。幾つかの鳥居と鎖場を過ぎて少しなだらかな登山道に成り頂上に着いた。東西に細長い頂上には御堂と沢山の石仏が建ち並び休む場所はなく、成長した樹木で南面以外は眺望が難しい。 下山 午前9時20分 30分位待ったいたが唯一開けて眺望の効きそうな南側も雲に覆われて見えなかったので下山する事にした。途中でご主人のリハビリを兼ねて登っているという地元のご夫婦に出会う、熊が出た話や病気とリハビリの苦労話などで30分程話し込む。 スルス岩 午前10時40分 帰路の登山路からスルス岩の上に見える垂直の物が何かを確かめたくて岩に登ってみることにした。ロッククライミング以外は不可能と思ったが頂上手前のほぼ垂直の鉄梯子以外に難所は無かった。岩の上は二つに分かれていて、北側には二坪ほどの平らな所に昭和12年高崎登山講が祀ったと記された烏天狗が安置され、南側の岩は起伏が激しく立つことは危険であった、スルス岩の高度感と眺望は抜群であった。 |
スルス岩の烏天狗 スルス岩全体 | |
帰路 道路に出る手前の峠で三角山を身ながら昼食にして下山、駐車場に着いたのは12時頃であった。駐車場は満車で、ゆうすげの道湿原は沢山の見物人で賑わっていた。時間が早いので以前行ったことのある硯岩へ行くことにした。国民宿舎手前の町営駐車場へ車を移動して、国民宿舎の横からツリフネソウと黄色のキツネフリの咲いていた掃部ヶ岳の登山路を登る、途中で道標に従って右に登れば30分で硯岩の頂上で、ここからの景色は抜群である。景色を楽しんだ跡で伊香保に下り、一番奥の源泉と云われている伊香保露天風呂へ行ったら臨時休業だったので、「伊香保温泉石段の湯」に入って帰ってきた。 |
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