金太郎伝説 | 金時山 (猪鼻山) | 平成16年9月15日(水) 晴れ.曇り |
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<所在地> | 静岡県駿東郡小山町 案内図 | 拡大 |
<標 高> | 1.213 メートル | |
<駐 車> | 公時神社無料駐車場 | |
<コ−ス> | 神社横登山口−分岐−頂上−長尾山−乙女峠−車道-公時神社。 | |
<出発時> | 登山口.午前9時50分。 | |
<歩 程> | 4時間半位(昼食.休憩込み)。 | |
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天気予報の「昼前後から安定した青空が期待できる」、を信じて自宅を5時15分に出発、今回は有料道路を使わず八王子−厚木−平塚−国道1号線で小田原−仙石原と進む、ハッキリしない空模様を気にしながら国道138号を御殿場方面へ進んで公時神社を目差した。神社入り口の看板は左側にあり案内に従って右折、レストランの横を過ぎると神社の駐車場である。トイレもあり舗装整備された駐車場で10台は可能だが、神社境内にも立派な駐車場があり私はそちらに停めた。駐車場から金時山の頂上が見えていたが、やや雲ゆきが怪しかった。 |
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登山開始 午前9時50分 公時神社のいわれを示した看板を一読して登山開始、登山道は神社の右横から始まり、しばらく行くと左側の沢の対岸に「公時の手鞠石」があり、その先右側の「蹴落とし岩」を過ぎると舗装された明神林道に出る。林道をそのまま横切り、右側の奥の院入り口を横目に見ながら登ると、右側に5−6メートルの高さの大きな岩が縦に二つに割れた状態で人目をひいていた。足下の小さな表示板には「公時宿り石」と記されてあったのでパチリ。小休止していると沼津市から来た、金時山への登山百回目、と云うベテランの方と一緒になり何となく一緒に登ることになった。植物の名や付近の山々の名称を解説していただいたので参考になった。しばらく行くと(南西)が開けて芦ノ湖が見え始めた。やがて登山路は「公時神社分岐」と書かれた丁路地に出た。ここは矢倉沢からの登山路と合流する所で、矢倉沢から登ってきた数名のパーティーと偶然一緒になった。表示板には金時山頂上までは20分と書かれている。よーしもう少しだ−っ、そう思いながら石ころ交じりの急坂を登ると前方が明るくなり、沢山の人達の話し声が聞こえてきた。 |
公時神社 午前9時50分 |
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公時の蹴鞠石 |
公時の宿り石 拡大 午前10時15分 |
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公時神社分岐点 午前11時 |
頂上 午前11時29分 頂上には茶屋が二軒あり、奥の方が金時娘の茶屋だが、どちらも昼食客で満員で、外のベンチも10人位の登山者が昼食を摂っていた。頂上を表す表示板は可愛い金時人形の付いた表示版と大きな看板が対照的であった。 眺望は抜群のようだが、北側は雲が掛かり富士山は見えず麓の御殿場と思える市街地だけが見えていた。 私は足下にトリカブトが咲いていたベンチに陣取り、西側に見える芦ノ湖と、その左の神山の中央火口丘の大涌く谷を見ながら、売店の「山菜ソバ」で昼食に時間を掛けながら天候の回復を待ったが、富士山を覆う雲は取れそうになく、そのうちに寒くなったのでジャンパーを着込んで下山することにした。下山路はピストンコースでは味気ないので長尾山を経由して乙女峠へ向かうことにした。頂上からコースを北西に向かい金時山の頂上方面を振り返りながら高度を落として行くと金時山の西斜面の険しさが見えていた。 |
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頂上 午前11時29分 |
帰路に通過予定の長尾山(中央) | |
下山路 金時山から長尾山へ向かう道は鎖とロープが張ってある急坂道もあるが危険な個所は無く、随所に案内板もあるので迷うこともない。秋の花も咲き、紅葉も始まっていた。しばらく行くと明るく広〃とした長尾山の頂上に出たが眺望は良くない、丸太の急な下り道を膝が笑のを感じながら下り、なだらかになった頃ダルメシアンが向かってきた。綺麗な犬だな、と思ったら突き当たりの乙女茶屋の飼い犬であった。標識を見ると「乙女峠」とあり、見晴台も有るが曇りで見えないのがわかっていたのでそのまま左の仙石方面へ歩を進めた。下山路は凄い悪路で躊躇したが、踏み跡が沢山あるので安心して下ることにした。石のゴロゴロした急な下り坂が続く、大きな岩を過ぎた所で中年のご夫婦連れが登ってきた。乙女峠の景観を楽しみに登ってきたというので、「何も見えない」、とは云いずらいので「お気をつけて」とだけ伝えた。やがて車の音が聞こえてきて車道も近いと思ったが下山道は檜の根が異常に張り出していて非常に歩きづらかった。午後2時14分138号のバス通りの乙女口バス停に出た、国道を歩き神社の駐車場に着いたのは午後2時34分だった。 |
長尾山の頂上 午後1時 | |
帰路 至る所から見えていた大涌谷へ行き、湯煙を見てから帰路についた。せっかくの温泉地なので、湯本で日帰り入浴OKの旅館に入り1時間程休んで5時に旅館を出る。小田原厚木道路を走り厚木で下りるのを失敗して通り過ぎ横浜町田インターで下りるハメになったが、逆に其れが幸いして厚木の混雑を回避できたようであり自宅へは9時に帰れた。 |
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