花の百名山 | 奥武蔵 伊豆ヶ岳 | 平成17年2月9日(水) 晴のち曇り |
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<所在地> | 埼玉県飯能市. 案内図 | |
<標 高> | 851メートル | |
<駐 車> | 路端 | |
<コ−ス> | 登山口−頂上の往復 | |
<出発時> | 駐車場所.午前10時0分。 | |
<歩 程> | 往復4時間位。(休憩含む) 前回のデーター | |
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来るべき高山の登山に備えて登山体力を保つためには間隔を空けたくないし、丁度9日だけ晴れるという天気予報を信じて、近くて危険な個所のない伊豆ヶ岳を選んだ。以前にもお供の者と何度か来ている山なので勝手が解っているので安心感もある。自宅を9時に出発、途中のコンビニで弁当を調達して日高から299号線を秩父に向かう、昨日の雨が水蒸気となっているのか霞が掛かったような空模様を気にしながら正丸駅入り口の手前を左折してガードをくぐった。小川と平行して少し走ると右側に空き地が有り、別段注意書きもなく他の通行に邪魔にならないスペースなのでそこに駐車する事にした。登山靴に履き替えて舗装された車道をしばらく行くと左側に大きな岩が有り登山道の道標が有った。
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登山道の様子 車道から登山道への入り口には大きな岩と寒椿の木と祠があり、頂上まで1時間と表示された道標があるので直ぐに解る。登山道は小川と平行していて檜が植林されている、丸太の橋を越えてしばらく行くと急坂となり、積雪は僅かであったがやがてトラバース気味になり木の根やロープを頼りにして登るようになった。いよいよ積雪が20p位に成り登山道は踏み跡を頼りにする様な状態に成ったので小休止してアイゼンを装着していると、後から来た3人の中年男性も私に追いつきアイゼンを装着し始めた。 鞍部 午前11時19分 登山口の標識に頂上まで1時間と記されてあったので、普通の人ならば頂上に着いている筈なのに私はやっと鞍部に出た。積雪のある道なのではかどらないのもあるが私の足が遅いのだろう..きっとそうだ..と思いながら右側の木々の間から頭を覗かせている武甲山を見ながらお供の「志乃」を先頭に尾根を歩く、既に先人の踏み跡があるので安心感がある。やがて登山道は二筋に分かれ、左はフラットの道で右は登り坂である、どちらも男坂と女坂との分岐点に出るのだが右に登ることにした。直ぐに広場のピークに出るがここからの眺望は全くなく単なる通過点であった。そのまま下ると正面に男坂の鎖場が行く手を阻むように凄みを見せていた。そして当然のように禁止の札も有ったが雪を踏みしめて登った形跡が明かであった。私は雪深いが安全な右側の女坂を選び頂上を目差した。 頂上 12時 女坂も頂上手前は急坂道で息が弾む、土留めの丸太をまたぐ足が重たい。伊豆が岳の頂上は天気が良ければ伊豆まで見えるので伊豆が岳と命名された旨の看板が立っていたが真偽のほどは不明である。この頃から曇り空が広がり風が出てきて遠望は望めなかったが、西側の有間山(1213)が大きく、大持山(1294)も見えていた。風が出て寒くなってきたのでトメさんのレリーフの掛かった岩の先の岩陰にシートを敷いて頂上方面を見ながら昼食を始めると、先ほどの三名の方たちもやって来て携帯コンロを点火させた。 下山開始 (12時40分) 空模様は怪しくなり、雪でも降りそうなドンヨリとした空模様になってきたので下山することにした。予定では正丸峠をへて駐車位置へ戻る予定だったが、空模様と眺望を期待できないのが明らかなので元来た道を引き返すビストンコースとした。帰りに気付いたのだが登山口の小川に氷柱が有ったのでパチリ、駐車場所に着いたのは午後2時であった。 |
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