桐生市 | 鳴神山 | 平成19年3月7日(水) 晴れ |
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<所在地> | 群馬県桐生市梅田 案内図 | |
<標 高> | 980 メートル | |
<駐 車> | 登山口の大滝山荘駐車場 | |
<コ−ス> | 大滝登山口−不動滝−水場-桐生岳-仁田岳--往路を返す。 | |
<出発時> | 駐車場.午前8時40分。 | |
<歩 程> | 往復3時間半位(休憩食事時間とも)。 | |
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桐生市を県道66号で北上し、梅田橋の手前を左折して県道343号線(沢入−桐生線)を高沢川沿いに行くと木品の登山口に着く。左側に鳥居があり樹徳高校大滝山荘がある。数台おける駐車場が有るので関係者にお断りして留めさせていただいた。ここには案内板と道標がある、登山道は竹林を過ぎて川と平行した石ころだらけの道となる。少し行くと正面に滝が見えてくる。不動尊の祀ってある不動滝である。滝の所から右カーブになり少し行ったところの部分的に舗装された道を進み、急登がなだらかになった頃に水場に着いたので息を整える。水は涸れていたが休息には丁度良い所だ。道標の頂上まで15分と書かれた文字に励まされ歩き出す、「かっこう草保存会」と書かれた札とロープで囲まれた所を過ぎて稜線にでた「肩の広場」である。右に行けば桐生岳、左に行けば仁田山岳で、鳴神山はこの二つの双耳峰からなる山なのだ。私は最初に右の桐生岳をめざし狛犬の置かれた鳥居をくぐり雷神岳神社横の登山道を進み、左側が断崖絶壁と成った急斜面を登り頂上に出た。
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山頂から南に見えた富士山 拡大 |
鳴神山(桐生岳)頂上 午前10時17分着 山頂は五坪程の広さで、四つの祠がある。登山ルートが三つあるのでそれらに通じる登山道が登ってきている。西側は雑木で見えないが他はさえぎる物は何もなく素晴らしい眺望が広がっていた。山頂には誰もいないので贅沢な気分で独占である。山の案内板もあったので解りやすかった。東に筑波山、東京方面、南は富士山、八ヶ岳..?、西の浅間山は雑木が邪魔なので南に数b下りた所から撮影、西北に谷川岳、北は皇海山、武尊山、袈裟丸山、日光白根、男体山、足尾の山々が見えていた。気温15.5度、風もなく暖かい、昼食を済ませて絶景に後ろ髪を引かれながら仁田山岳へ行くことにして岩稜を西のコルへ下山する事にした。下山時には何時も思う、「こんなに急だったかな−」等と、それに今日は落葉の下に霜柱があって滑りやすい。 |
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不動滝 拡大 |
仁田山岳頂上 午前10時55分着 西の肩へ下りると正面に大きな岩があり、登山道は右に巻いて進む、まもなく枝に吊された仁田山岳頂上の看板があり、その横に祠が二つ並んであり、神社跡が城跡の遺構の様であった。仁田山岳の頂上は雑木に覆われて眺望は望めなかったが、西側の展望岩からの景色は素晴らしく、浅間山、赤城山、その奥の谷川連峰まで眺望が広がっていた。ここから北側へ下りる登山道があるがマイカーの所へ戻る宿命なので広場まで引き返し来た道を戻る。途中で伊勢佐木から二度目の登山という初老の男性に行き会った。「20年前は登山道が滝の上を巻いていて風情があり、道もこんなに広くなかった」、と言っていた。その話を聞いて不動滝の滝壺まで行ってみると、周囲が綺麗に手入れがしてあり不動様が祀ってあったが、昔をしのぶ古道は不明であった。 |
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頂上付近にはツツジの木が沢山あったので時期には登山者も 多いのかもしれない。 それにこの山にしかない「鳴神スミレ」も人を呼ぶことだろう。 戻る 年度別へ戻る 地区別へ戻る |
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